スポーツトレーナー

スポーツトレーナー

スポーツ選手の活躍をトータルにサポートする

スポーツトレーナーは、コーチやドクターと連携・協力し、スポーツ競技大会や試合などに出場する選手がベストな状態で競技できるよう、健康管理やコンディション調整を行います。スポーツインストラクターが主にスポーツを娯楽として楽しむ人への技術的な指導を行うのに対して、スポーツトレーナーはスポーツを職業とする人たちを主な対象としています。主な仕事は、選手の健康管理のほか、テーピング、ストレッチングの指導を行うことなどです。また、選手のけがの応急処置や防止、さらに競技への復帰を手助けするアスレティックリハビリテーションを行うこともあります。最近では、運動不足による成人病予防や肥満解消などの目的で、一般の人に健康指導をすることもあります。

大学や専門学校で学ぶのが一般的

スポーツトレーナーになるためには、体育系や医療系の大学・短大、大学の体育・健康科学系学部やスポーツ関連学科、専門学校のアスレティックトレーナー科やスポーツトレーナー養成コースなどで学ぶ方法があります。ほかにも、鍼灸学科などの、治療を目的とした学科でも学ぶことができます。必ずしも必要な資格はありませんが、関連資格として(財)日本体育協会公認のアスレティックトレーナーの資格があります。養成講習会の受講資格は20歳以上で、協会が認定する競技団体などの推薦が必要になり、受講後に試験を受けて合格することが条件です。また、同協会が承認する大学、短大、専門学校に進学して学ぶと、講習や試験(一部またはすべて)が免除されます。

Copyright (C) 2024 Senmon-search. All Rights Reserved.