メイクアップアーティスト

メイクアップアーティスト

より美しくするメークから特殊メークまで

メークアップアーティストは、「顔」をつくるスペシャリストです。ジャンルとしては、美しく見せることが目的のメークと、全く別のキャラクターをつくり出す特殊メークがあります。前者の場合は、雑誌やポスター、テレビ、CMやファッションショーなどで、モデルや出演者にメークを施します。出演者の役柄、照明や光の具合、テーマや状況を考慮しつつ、最もカメラに映えるようなメークを考えます。ほとんどの場合、ヘアも合わせて担当します。特殊メークは日本ではまだ新しい分野です。若い女性を老女にしたり、モンスターにしたりと自由自在に「顔」をつくり出します。素顔が全くわからないほど変身させることも可能なのが特殊メークのすごさです。仕事の場は芸能関係だけでなく、結婚式場、化粧品会社など、広範囲にわたっています。

専門学校でメークの知識と技術を学ぶ

メークアップアーティストになるには、メークの専門学校で専門知識や基礎技術を学んでおくと有利です。そこでスチールメークなどの一般的なメークから特殊メークまでひと通り勉強して、自分が将来どんなジャンルのメークアップをしたいのかを決めるといいでしょう。メークアップアーティスト志望者には美容師出身者も多く、美容学校卒業後、メークの学校に入り直す人もいます。メークだけでなくヘアアーティストの役も兼ねることがあるので、美容師の資格、経験があると仕事の幅が広がります。また、特殊メークのできるアーティストは日本ではまだ少ないだけに、今後が期待できるジャンルです。本場のアメリカに留学して最新技術を学んでくるのもいいでしょう。

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