美容師

美容師

センスとテクニックがものをいう世界

美容室の技術者を美容師と言います。客の要望を聞きながらシャンプー、カット、ブロー、パーマ、カラーリングなどの技術を駆使して頭髪を整えていくことです。ただし、美容室は女性客が主体、理容室は男性客が主体のため、サービス内容には多少の違いがあります。美容室では、ヘアスタイルをつくり出すだけでなく、トリートメント、メークアップ、着付けなど、トータルなファッションコーディネートも行います。最近では、美容室のサービスを求め、男性客の姿も多く見られるようになりました。

養成施設を卒業し国家試験を受験

美容師・理容師になるには、美容師または理容師の養成施設を卒業し、美容師・理容師の国家試験に合格しなければなりません。国家試験の受験に際して、かつては養成施設卒業後に一定期間の実地訓練が必要でしたが、2000年度からは養成施設を卒業すると同時に国家試験を受験できるようになりました。なお、美容師・理容師免許を取得した後、3年以上の実務経験を積み、都道府県が指定する講習を受けると管理美容師・理容師の資格が取れます。2人以上の美容師・理容師がいる店は管理美容師・理容師を置くことが義務づけられており、将来、独立開業する際に役に立つ資格です。

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