電子、電気系研究・技術者

電子、電気系研究・技術者

常により新しいものの開発に挑戦

パソコン、携帯電話、ビデオ、電子ピアノ、カメラなど、私たちの生活のなかには電子技術を用いた製品があふれています。電子、電気系研究・技術者は、そうした製品の開発、製造に携わっています。また、それらの動力源である電気を工場や家庭などに供給するシステムを開発・製造する人もいます。扱う対象は、半導体をはじめ、各種電子部品、新素材、コンピュータ本体など多岐にわたっています。この業界は、「電子・電気製品は生鮮食品と同じくらいすぐに鮮度を失う」と言われるほど企業間の技術開発競争が激しい世界です。そのため、電子、電気系研究・技術者には速く、効率よく、しかも新しい発想の製品をつくることが常に要求されています。

第一線で活躍するなら大学院進学が有利

大学の電子工学科、電子機械工学科、電気電子システム工学科、大学院などで専門知識を身につけて、企業や公的機関に就職するのが一般的です。公的機関の場合は、公務員試験の「電気・電子・情報」などの工学系区分に合格する必要があります。また、民間企業では大学院修了者を積極的に採用しています。電気を専門とする研究・技術者は、システムを開発する開発設計技術者と工事技術者とに分けられ、いずれも大学、専門学校などで関連学問を学ぶ必要があります。また、この分野には電気主任技術者の国家資格(1~3種)があります。この資格は指定の学科を修め実務経験を積むか、国家試験に合格することによって取得できます。

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