電力会社勤務

電力会社勤務

安全に確実に電気を供給する

電力会社は、火力・水力・原子力などの発電所で電気をつくり、電線を通してそれを運び、各家庭や事業所に供給している。電力会社スタッフは、発電所や営業所などで、電気の安定供給にかかわる仕事から、電気製品の販売まで、さまざまな仕事をしている。技術系が活躍する発電所では、プラントがストップすることのないよう、中央制御室での監視やパトロールなどを行う。事務系が活躍する営業所では、一般家庭の電気の契約(転居・入居の問い合わせや名義の変更など)から、商店・工場といった大規模な契約までを取り扱う。電気の供給業務に携わるためには、電気主任技術者、電気工事士、エネルギー管理士などの資格が必要である。

電気関係の資格をもっていると有利

電力会社に勤務するために特別な資格は必要ない。しかし、技術系の仕事に携わる部門では、工学系の学部・学科などで専門知識を修得してきた人が多い。電気設備の稼動・補修などにかかわる業務では電気主任技術者や電気工事士などの資格が必要になってくる。会社に入ってからでも研修などで基礎知識を修得して資格試験に臨むこともできるが、あらかじめ資格をもっていれば採用に有利である。

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