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プログラマー

コンピュータ言語を使ってプログラムを作成する

大量の情報を迅速かつ正確に処理するため、コンピュータにはあらかじめプログラム（情報処理の手順を命令する文章）が組み込まれています。このプログラムを、プログラミング言語というコンピュータ用の特別な言語を使って作成しているのが、プログラマーです。コンピュータ関連の仕事には、大きく分けてシステムエンジニア、プログラマー、オペレーターがあります。まず、システムエンジニアがシステムを設計し、次にプログラマーがそのシステムに従ってコンピュータに入力する手順の命令文を作成します。そして、オペレーターがこのプログラムをコンピュータに入力して、実際にコンピュータで操作します。プログラムには、1人で作成するものもあれば、数人がかりで1年以上かけてつくる大規模なものもあります。

社内研修制度の充実で文系出身者も活躍可能

プログラマーになるために取得を義務づけられている資格はありません。企業に入社し、一定期間研修を受けて、プログラマーとして配属されるのが一般的なコースです。大学の理学系、工学系学部の関連学科でコンピュータに関する高度な知識を得ることができますが、社内研修制度が充実しているため、文系出身のプログラマーも多くいます。また、コンピュータ系専門学校を卒業してプログラマーをめざすケースも増えています。なお、関連の資格試験としては、経済産業省認定の情報処理技術者試験があり、ソフトウェア開発技術者などの資格を取っておくと、転職などの場合に有利でしょう。