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ファイナンシャルプランナー
資産運用の相談に乗り、アドバイスする
預金、退職金、株、債券、不動産などの財産を、どのように運用すれば効率的なのか、安定した老後を送るためにはどのようなマネープランが適切なのか、といった資産運用についての相談に乗り、それぞれの人に最もふさわしいアドバイスをするのがファイナンシャル・プランナー(FP)です。例えば、年収1000万円の人がマイホームを持ちたいと相談に来たとします。それに対して、手持ちの資産やその人のライフスタイル、家族構成などの必要なデータを聞き出し、最も有効なマイホームづくりの資金調達方法をアドバイスします。このように、ファイナンシャル・プランナーは個人のマネーライフのドクターとも言える職業です。
経済関係の学問を学び、資格に挑戦する
ファイナンシャル・プランナーをめざすなら大学で経済学、経営学・商学、会計学、法学、経営情報学などを学んでおくと有利でしょう。代表的な資格試験として、国家試験であるファイナンシャル・プランニング技能検定と、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が実施するAFP、CFPがあります。ファイナンシャル・プランニング技能検定は、1級から3級まであり、各レベルに応じた学科試験と実技試験が課され、合格すると技能士の称号が得られます。AFPは、協会の認定教育機関で実施する研修を修了した後、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定に合格して協会に登録すると得られます。CFPは、AFP取得後、1年間の実務経験を積み、資格試験に合格することで取得できます。