陶芸家
土と炎に魂を込めて、伝統をカタチにする芸術家。
陶磁器を創作する芸術家です。使用する土石を選んで成形し、窯で焼成して作品を仕上げるまで一貫して行います。製作する物は実用的な食器、観賞用の食器、オブジェなど様々ですが、茶器や茶碗などを創作することが多いので、茶道や料理の知識があることが望ましいでしょう。もちろん技術と美的センスも欠かせない仕事です。
最近では独自の作風で創作する若い陶芸家の活躍も目立っています。
陶芸の基礎を学ぶため大学や専門学校に進学するのがおすすめです。また、日ごろから絵画などの芸術作品に触れ、美的センスを養う努力が欠かせません。卒業後は各地の窯元へ就職したり、陶芸家のもとで修行して腕を磨きます。陶芸家として力を認められるためには、コンクールに出展し入賞するなどして実績を積む必要があります