インテリアプランナー

インテリアプランナー

企画、設計から工事監理までを請け負う

商業施設や公共施設、オフィス、住宅などの建築物の室内空間の設計を、企画、設計から工事監理に至るまで、トータルに請け負う専門家がインテリアプランナーです。その仕事内容は、インテリアデザイナーよりも建築士に近いと言われています。インテリアプランナーは、着工が決まると、依頼主と綿密な打ち合わせを行い、まず快適性、防災、安全性などを十分考慮したインテリアのデザインイメージをつくります。そして、室内環境・設備の計画や設計、内装仕上げの方法や材料、インテリアエレメント(家具、照明器具など)の選択を行い、必要な設計図や仕様書などを作製します。着工後は工事を監理し、現場で指揮を執ることもあります。

インテリア・建築関連の学科への進学が有利

インテリアプランナーになるには、(財)建築技術教育普及センターが実施するインテリアプランナー試験に合格し、登録する必要があります。20歳以上であれば誰でも受験できますが、合格後にインテリアプランナー登録を受けるには、学歴・資格に応じた実務経験が必要です。例えば、大学や短大、高等専門学校のインテリア・建築系学科を卒業した場合は2年以上、高校卒の場合は5年以上、またインテリアコーディネーターの有資格者は2年以上となっています。試験は学科試験と設計製図試験があり、建築・インテリアに関する知識や設計製図が出題されるので、大学の建築系学科や住居学系学科で学び、設計事務所や総合建設会社などで実務経験を積むのが近道です。

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