小学校教諭

小学校教諭

教科だけでなく生活全般を指導する

小学校教諭は、1年生から6年生までの児童に国語や算数などの各教科を教えたり、ホームルーム、給食、掃除、登下校といった学校生活全般について指導します。図画工作、音楽、体育、家庭科などに専任教員を採用している学校もありますが、一般的には、小学校教諭は全教科を1人で教えます。また、遠足や運動会といった学校行事やPTAへの参加、家庭訪問、教員同士の勉強会や研究活動なども大切な仕事です。小学校時代は社会生活の基礎を学ぶ大切な時期で、子どもの将来に与える影響は大きく、児童1人ひとりの個性を理解し、常に公平で冷静な目を持って指導することが必要です。

小学校教員養成課程進学が一般的

小学校教諭になるには、小学校教諭1種または2種普通免許状を取得する必要があります。取得するには、1種は大学の小学校教員養成課程など、2種は短大の初等教育学科などへ進学し、必要な単位を修得するコースが一般的です。いずれも、社会福祉施設などで7日以上介護などを体験することが必要条件として加わっています。免許状を取得したら、各都道府県が実施している教員採用試験や私立小学校の採用試験を受け、合格する必要があります。ただし、公立の場合は合格してもすぐ採用になるわけではありません。教員採用候補者名簿に登載され、必要に応じて人事担当者や校長の面接を受け、正式採用となります。

Copyright (C) 2024 Senmon-search. All Rights Reserved.